個人間レンタカー

2016/03/07

事業者が用意した車を会員が利用するというサービスのレンタカーやカーシェア。車を借りるというサービスはこうした形が一般的でしたが、最近では個人間で車の貸し借りを行えるカーシェアサービスが話題となっています。個人間でのカーシェアサービスは、2009年に始めた企業が一時話題となりましたが、昨年2015年にDeNAが「Anyca(エニカ)」というサービスを開始し、再度話題となっています。

貸す側と借りる側双方にメリットがある

個人間カーシェアとは、車を貸したい人(オーナー)と、車を借りたい人(ドライバー)をつなげるサービスです。オーナーは自分が使用しない時に車を他の人に貸すことで収益を得ることができ、ドライバーは自分が借りたい時に好きな車に乗ることができます。通常のレンタカーやカーシェアだと、需要の高いコンパクトカーや人気の車種がそろえられていますが、個人間カーシェアだと個人が登録している車を借りることができるので、レンタカーやカーシェアよりもドライバーはたくさんの車種の中から好きな車を選ぶことができます。中には貴重な車やマニアックな車もあります。個人間カーシェアのサービスは、オーナーが登録制となっていることが多いので、オーナーが増えれば増えるほど借りる側のドライバーが乗れる車もどんどん増えていきます。車が好きで色々は車に乗ってみたいと思うドライバーにとってはとても魅力的なサービスです。レンタカーやカーシェアよりも安いサービスとなっているので、既にマイカーを所有している人の利用も多いとか。「Anyca(エニカ)」の登場で今年2016年は個人間カーシェアがさらに飛躍すると見込まれています。

法的な問題は?

個人間の貸し借りとして、最近では「民泊」も話題となっています。ですがこの「民泊」、法的にグレーな部分も抱えており、問題となっています。個人間で車の貸し借りを行うカーシェアサービスには、法的な問題はないのでしょうか。そもそも、道路運送法という法律で「レンタカー業などの許可を得ていない者が、有償で車を貸すこと」は禁じられています。となると、個人間カーシェアはすでにアウトのような気がしますが、こちらでは「共同使用契約という形で駐車場代や維持費用を共同負担している」という形をとっている為、適法にしているようです。「業として」といった部分が重要になってくるかとは思いますが、サービスが普及していくことでこの「業として」がどこまで意識されていくのかが今後の課題となっていきそうです。

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