レンタカーの特徴

2015/08/07

観光用や出張時の足として、あるいは引越しなどで大きな荷物を運びたい時にも、レンタカーが活躍します。車を持っていなくても、必要な時に必要な車を選んで使うことができます。好きな場所で乗り捨てできる「ワンウェイ・システム」や、自宅に届いて自宅で返却できる「宅配レンタカー」まで、レンタカーのサービスも充実してきています。レンタカーといえば「わ」ナンバーの車。それ以外にも知っておきたいレンタカーについての特徴を、まとめてみました。

レンタカーは不特定多数の人が使うもの

レンタカーといえば「わ」ナンバーの車ですが、実は「わ」以外に「れ」ナンバーも存在します。「わ」と「れ」は、レンタカーにのみ使用が許されています。レンタカー用のナンバーが振り分けられるくらい、車が普及し始めた当初は「借りて使う」スタイルが特別だったことがわかります。レンタカーと他の車で、最も大きく異なるのは、”不特定多数の人”が使用するところです。レンタカーの車検証上の所有者は、レンタカー会社です。使用者もレンタカー会社となります。不特定多数の人に車を貸し出すのがレンタカーです。貸し出しにあたっては、レンタカー会社が定めたルールに従うよう求められます。ルールに違反した使い方をすれば、事故が起こった時にも補償されません。飲酒運転など悪質な行為は、使用者がレンタカー会社になっているとはいえ、運転者の責任が免責されるものではありません。

レンタカーとして使用される車両は、乗用車以外にもたくさんある

レンタカーといえば、一般的にはレジャー・観光用に使うものというイメージの強い車ですが、観光地以外ではビジネス利用がその過半を占めます。車検などに代表される点検・整備時に代車として使用されるのも、ほとんどがレンタカーです。代車専用のレンタカー会社も存在します。また購入より増やすのも減らすのも容易なため、社有車として使用されるケースも多くあります。近年ではトラックなどの貨物車だけでなく、クレーン車やあるいは福祉車両といった特殊車両にも対応しています。変わり種としては、保冷車などもレンタル可能です。そして電気自動車などの次世代カーにも、もちろん対応しています。レンタカーとして使用される車両台数は、ここ十年に限っても右肩上がりで増え続けています(国土交通省・運輸支局別レンタカー事業者数・車両数より)。

またレンタカー事業は許可制です。数度の法改正を経て、新規事業者が参入しやすくなった背景もあり、事業者の数も増え続けています。レンタカーには、一般に使用される車よりも厳しい点検整備基準が設定されています。不特定多数の人に貸し出されるレンタカーの安全性を確保するために、必要な措置が取られています。レンタカー事業者を選ぶ際には、点検整備基準に不安を感じるような業者は避けましょう。

レンタカーのレンタル期間について

レンタカーのレンタル期間は、一般的にカーリースよりも短期となります。1日2日といった日単位の短期利用から、週単位・あるいは月単位の中長期利用とに分かれます。短期利用の中には、半日やあるいは6時間ごとといった、時間貸しのプランも含まれます。時間貸しで「借りて使う」方法には、カーシェアリングもあります。カーシェアリングは、会員しか利用できません。不特定多数の人間が使うレンタカーとカーシェアリングの大きな違いは、会員向けか否かです。カーシェアリングは、会員だけが利用できるものです。またカーシェアリングは1時間あるいは30分単位などと、レンタカーよりも短期での利用を想定しています。レンタカーよりも短時間の利用で、複数の会員間で車を共有して使うのが、カーシェアリングです。日本で普及しているカーシェアリングの多くは、レンタカー型カーシェアリングとなります。カーシェアリングでは、レンタカーでは一般的なワンウェイ(乗り捨て)サービスがようやく登場したばかりです。ワンウェイサービスについては、レンタカーほど普及していないのが現状です。