リース車の特徴

2015/08/07

カーリースとレンタカーでは、一般的にカーリースの方がより長期の契約となります。カーリースでは、ユーザーに代わってカーリース会社がリース用の車両を購入します。そのため車検証上の「所有者」はカーリース会社名義となり、「使用者」はユーザー名義となります。

マイカーにより近いのがカーリース

車を「借りて使う」スタイルには、レンタカーやカーシェアリング、そしてカーリースがあります。その中で最もマイカーに近い使い方ができるのが、カーリースです。カーリースのナンバーには、自家用のナンバーが与えられます。レンタカーの「わ」ナンバーと違って、ナンバーからひと目でリース車だとわかるようなことはありません。またオプション装備を追加することで、より自分好みにカスタマイズすることも可能です。リース車については、カーリース会社がユーザーの指定する車両を購入します。カーリースでは、ローンを組んで車を購入する時に比べると、ワンランク上の車に乗ることができるとよく言われます。

車の価格は、登録した瞬間から年々下がっていきます。そのためリース契約時には、リース終了時の車の価格(残存価額)を事前に取り決めておくのが一般的です。新車購入時には200万円する車も、5年後の査定額は100万円になると予想されると、残存価額は100万円になります。200万円から100万円を差し引いた金額100万円に税金や保険などの費用を足し、契約月数で割ったものが月々のリース料になります。
そのため、月々の負担はローンを組んだ場合より少額で、予算よりワンランク上の車に乗ることも可能になります。ただし契約終了時には、実際の使用状況と照らし合わせて残価の精算が行われます。設定した残価より契約終了時の査定が良ければ、払い戻しもあり得ます。逆に査定が悪ければ、不足分をリース会社に支払う必要が出てきます。

頭金を負担することなく始められるのが、カーリースのメリットですが、契約終了時の査定によっては追徴金が発生するので注意が必要です。またカーリースの場合は、事故などで明らかに使用不可能となった場合をのぞけば、通常中途解約はできません。契約期間終了まで、同じ車に乗り続けることが前提となります。常に新しい車や人気車種に乗っていたい人には、長期のリース契約は向いていません。ただし短期のリース契約、特に新車リースの場合は、月々のリース料金もそれなりの金額になります。カーリースだからと安易に車をクラスアップすることなく、「借りて使う」スタイルが割安かどうか。同型車種の中古車価格なども参考に判断されるのが、無難です。

カーリースの種類について

カーリースでは、リース契約終了時の車の価格(残存価額)と実際の査定金額を精算するかどうかで、契約方法が2種類に分かれます。残存価額と実際の査定額とを精算する方式は、オープンエンド方式と呼ばれています。こちらは個人リースで一般的な方法です。一方契約終了時には査定を行わず、リース車の返却のみで契約が終了する方式は、クローズエンド方式と呼ばれています。こちらは複数の車両を同時に契約する、法人対象のリースで一般的な方法です。

またそのほかに、リース料金に車両の整備・保守料金までを含めた、メンテナンスリースか否かも選ぶことができます。メンテナンスリースの場合は、税金や保険料の他に、車両の整備・保守料金までリース料金に含まれます。車まわりの費用を固定し、リース契約終了まで車まわりのすべてをリース会社に委託することができます。車の所有についてまわる、車まわりの雑事にわずらわされたくない。マイカーのように使用したいのであれば、メンテナンスリースが向いています。近年はリース料金に自動車保険料を含めず、自動車任意保険料は自己負担で「格安」をうたうカーリース会社も存在します。こうした契約には注意が必要です。カーリースを契約する際には、車両代金以外に何が含まれているのか。契約終了時に、追徴金が発生するとしたらどのくらいになるのか、チェックするように心がけて下さい。